あーとブログ

主に関東圏の美術展を見に行きます!

知識少ない自分なりに楽しんで見て書きたいと思います

マグリット展 感想めちゃくちゃメモ

こんにちわ

 

連休中にいってきましたー。

マグリット 』展

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人やべえ!!!って思ったら、同時開催の

ルーブル美術館展でした!

 

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マグリット展は30分ほど並んで入れました!!

 

でも、普段美術館は空いてる曜日に行くことが多いので、

並んで入ること自体初めてでした。

 

.。*゚+.*.。 .。*゚+.*.。 .。*゚+.*.。 .。*゚+.*.。 

 

展示は、年代順に並んでましたー。(たぶん)

 

初期1920年頃の作品は、結構原色をはっきり使っることや、

ちょっとキャラクターぽい丸みのある人物が描かれてることがあって、

マグリットのイメージと違ってびっくりでした。

 

 

ですが、徐々にマグリットらしい、手書き感のない、

不思議な空間に、違和感のある配置の物が描かれた作品が増えてきます。

 

よく描かれるモチーフとして、

 

・空

・一つの面が無い部屋

・帽子をかぶった紳士

・鈴

・葉っぱ

・波

・柱

 

それぞれが、曖昧な境界で他の物質に変わっていったり、

切り取られた人や者のシルエットにきれいに描かれている。

 

同じモチーフが、他の作品に結構出てくるんですよね。

それぞれのもつ意味合いをもっと考えたいなあ・・。

 

ーー

戦中後の一時の画風の変化にはびっくりしました。

モネを思い出させるような、

カラフルな毛糸で描かれているような絵。

しかも、かわいいクマのキャラが描かれてるものも。

 

急いで描いた作品っていう風に説明がありましたが、

上手い・・これはこれで有り←

 

 

 

そんなほのぼのかと思えば、人が人を食べてる絵もあって、

マグリットの画風も戦争に大きく影響をうけました・・

 

と思ってたら、また、元のあのきれーいで

きみょーな絵に戻るんですよね。

 

 

ーー

私が今回結構気に入ったのが、

〈傑作あるいは地平線の神秘〉

Les Chef D'Œuvre   Ou Les Mystères de L'horizon

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「人はそれぞれに月をもっている」

という考えが、結構気に入って帰った後も頭に残っていました。 

 物質としての月は一つだけれども、

人によって、月への認識は違う。

でも、その認識の中でも共通の部分があることで

人と話す時等に「月」が一応成立している。

 

これって、身の回りの物や人にもいえますよね。

同じ人に対して、その人は一人だけれども、

人によってその人が「性格わるいー」とか「優しい人」といった認識・思いって違いますよね!

そうすると、自分を知ってる人の数ほど、自分が存在する・・(゚~゚o)ウゥーン

 

 

ーー

前から好きだった

〈人間の条件〉 

la condition humain

 

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まず、このタイトル・・!

(まあ、マグリットはタイトルがぶっとんで意味不明なの多いけど笑)

風景が描かれてる絵、その後ろの風景と同化している。

でも、それ全体が一枚の絵・・。

カーテンでかくれるはずの部分まで描かれている・・。

もうこの窓?自体絵なのではないかと思ってしまう・。

 

ー ー

後でまた色々思い出すかも・・。

〈不許複製〉

みたかったけどなかった;;

 

 

あと、マグリットは、言葉と絵と実物の境界の曖昧さ

どれが本物や?っていうことも考えさせる作品が多いのも

おもろいですねー。

 

 

マグリットの作品は、ほんとにキレーイに塗られてて、

近くでみてもほんっときれいすぎて、、。

まあ広告デザインとかやってた名残もあるのかな?

 

 

全然感想まとまんないやー。

 

また思い出したら書き足そう><   では。

 

〜(^^)映画『バケモノの子』感想(^^)〜

こんにちわ

 

※超ネタバレなので、ご注意を※

 

バケモノの子

 

細田監督は、

民族性や、マイノリティ、マジョリティの問題に関心があるのかなあ。

 

パッと見てわかる国籍の違いだけでなく、

町中でわからないような

例えばLGBTであったり、在日の何世の方など・・。

 

☆キュータ

 

主人公である キュータは、

物心ついた後に異国で暮らすことを選択。

師匠となるをみつけ、異国で違う名をもらう。

親としての存在は、違う人種。片親。

↓ ↓

最後には、元の人間界で暮らす(ここで分かるのが、人間界でも片親というとこ)

バケモノとの同化

(葵ちゃんと◯◯してる時もみてるのかなあって心配したの私だけですか?)

 

☆一郎彦

 

自分は人間だと知らされてはいないが、周りと違うことに違和感をもっていた。

人間であることを、隠さずに2世界行き来して暮らすキュータに苛立つ。

親は、一郎彦が人間であることを言わなかった。

自分なりに、バケモノに劣らない強さを身につけていった。

 

人間であることがわかっても、

バケモノ界で生きていく(周りの者も受け入れる)

 

 

この対比が相当意図的だろ←

てか、まずさー「バケモノ」っていうあまり聞こえ良くないような

言葉をタイトルにしてるのが

どういう意味だ??って気になるよ。

 

ー_ ー

 

あと、良いと思ったのが、

親→子 教える

という一歩通行でないところ。

 

「師匠」「弟子」というのが、

場面・物事によって違っている。

剣の腕や力の強さは、熊鉄の方が師ですが、

相手の動きを読むよいう点では、キュータの方が師。

 

力づくのケンカではキュータが師ですが、

勉強の面では葵ちゃんが師。

 

これを見てて

内田樹氏の『先生はえらい』(2005)を思い出しましたね。

自分がその人を師と思い学び取る力も大切。(読み返そうかな)

 

 

^_^

 

 

見た時に疑問に思った所として、

なんで、一郎彦は、落とされた本の内容の「くじら」になったのか??

ということ。

 

読んだことのない本だったので、

あらすじ検索をしました(読めよ)

 

ハーマン・メルヴィル『白鯨』という、

1851年発表という結構前の小説ですね。

映画化されてるらしいです、全然知らなかった()

 

捕鯨船の船長が、白鯨に片足を食いちぎられ、

悪の対象として白鯨への復讐心で燃える。

船には様々な人種が船員がおり、

船長の復讐心の影響され、白鯨と報復を誓うそうです。

最終的には、鯨も船長も船員もほとんどがなくなってしまうそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%AF%A8wiki/20150725)

 

そう!ここでも!多民族ですよ。

オシャレにいうと、サラダボウル←

 

一郎彦が、鯨となったのは、

周りからそういった標的とされていることの例えなのでしょうか・・?

うーん、、。都会の地面=海底???

 

_ー_

 

 

正直、バケモノ界の人間に芽生える「心の闇」というブラックホールは、

あからさまな表現すぎないだろうかと思いました・・。

犬夜叉の風穴を思い出しましたよ。。)

 

 

 

- - - た- わ - ご - と -

 

目覚めた一郎彦がイケメンすぎたよね。

 

大泉洋がただの大泉洋だった。

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

 

なんか、観る前にちょっとボロクソの評価みてたから、どうかなと思ってたけど、

個人的には結構すきかなー。もう少しシンプルでいい気もするけどね(頭おいつかないから)。

 

 

一緒に見に行った人と連絡とれないお(^q^)