適当あーとブログ

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内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(2005)角川文庫

 

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内田樹の本は結構読んでるけど、
その中でも、めずらしくまとまりのない一冊です←
 
斜めの字が引用(カッコ内はそのまま引用、カッコ外は本文参考にして筆者記述)
☆が、私の意見です。
 
p22
「不愉快な人間関係に耐えることはよいことだ」という思い込み
 
p.150
人間というのは、〜(略)〜
ネガティブな条件づけをされているときに、それをどう突破するか創意工夫をこらすことを通じて例外的な
創造性を発揮する
 
 
p160-162
「ある著者の「愛読書」というのは、その人の「新しい話」を読みたくて本を買うわけじゃない。
むしろ「同じ話」を読みたくて買う」
「トピックは違っても、切り口はいつもと同じ」
 

☆悪い意味で、「同じようなものばっかつくる」と思ってたが逆なのかもしれない。
 自分も、特定の作家の本を読みたいって時は、たしかにその作家がいつも書いてるようなことを読めることを期待しているなあと、しみじみ思った。

 

 
p180
 「「品」というのは、要するに、「らしさ」の内側にあえて踏みとどまる節度のこと」
 「自分のありのままをむき出しにするという作法は、その人にどれほどの才能があろうと能力があろうと、
「はしたない」ふるまいです。
 

☆これほんとわかるけど難しい・・・。受け取る相手によっても、「品」の感覚ちがってくるから、
相手をみる力と、その上での振る舞いを常に考えていかねばならないのかも。。。

 

p216
 レヴィ=ストロースによれば、ほんらい親族の基本構造は四項関係」
 子供、両親とその兄弟(子供が女→父の姉妹、男→母の兄弟)
 親の代の水準に自分と同性の大人が二人必要
 
p222-23
 核家族というのは、家の中に「他人」がいない場です」
 全てがプライベート空間
 メンバーの私的空間を尊重するという気遣いの持ちようがない
 
☆家がパブリックという感覚があんまりない。
 といのも、一人暮らしの増加(ワンルーム)やオートロックのマンションの増加で、
 他人がいるという意識が薄らいでると思う。
 たしかに、祖母の大きな家では、昔夏休みや葬式がある時に親戚や近所の人が集まって、大広間や庭がパブリックな空間であった。正直それが、居心地が悪く感じられることも多くあった。
 しかし、当時普段暮らしていた借家の一軒家では、母と2人で暮らしている時期があった。
 その際には、帰宅しても一人でいることが多く、寂しさから、ただテレビをぼーっとみていた時間が多かった気がする。
 一人の寂しさを紛らわすには、とにかく何か夢中で時間を過ごせることを探していたのであった。
 そういう時に、もし誰か他者がいれば、ある程度の視線を気にして、勉強するなどしていたかも(?)
 
 余談
 私は、両親ともに兄弟・姉妹がいたが、転勤族で親戚が多く住む地域から離れたところにずっと住んでいた。
 また、ずっと賃貸ということもあり、長い近所付きあいがなく、そういう誰かが
 家にいるっていうのは、あまりなかった(私が友達少ないのがいけないけどw)。
 あと私は親戚とあまりうまく付き合えないというか、いとことも微妙に世代違ったりで、あっても気まずい…。
 
 
 
 p233
「ほんとうに人を愛していたら、殴れない」
 

 ☆なんか最近、漫画で、「暴力的な性癖があるけどそれも愛」みたいなの多くない!?!?
  なぐってるけど好きだから的なのっておかしくない??

  でも、もしかすると、「好きです!(キラキラ)」っていうよりも、その方が信用できたりするのかな・・!?

  ライオンが子供を崖から突き落とす的な話は聞くけど、私たち人間ですからね。。逃げようよ。

  

 最近思うけど、相手を思うって、自分の感情を拳にのせて← 相手にぶつけるっていうのではなく、

 私の場合だと、自分が読んだ本とかアニメとかで、

 「これあの子好きそうだな」とか、「最近あの人こういう感じだから、これ役に立つかな?」、

 でも、いやだったらどうしよう・・みたいな、なんか自分の身も削る(?)思いだけど、

 基本的に相手に無理なく寄り添いたいっていう思いなのでは?と。

 
 
ー ー ー ー ー ー ー

 

 

内田樹の本は、読んでると

 自分が当たり前だったことが、ふっと変わる感覚が要所要所にあっておもしろい!

同じ現代思想というジャンルでは、鷲田清一の本も昔好きで結構読んでたけど、鷲田さんは結構「昔はよかった」的なことを割という人で、それからは内田樹の方が読むようになった(笑)。でも最近、きになるテーマの本がでたので、久々によもうかな!