あーとブログ

主に関東圏の美術展を見に行きます!

知識少ない自分なりに楽しんで見て書きたいと思います

『エドワード・ゴーリーを巡る旅』緻密な黒い線で描く独自の世界観

渋谷区立松濤美術館で開催された

エドワード・ゴーリーを巡る旅

 

エドワード・ゴーリーは緻密な線で描く奇妙な生き物や世界観で人気のアメリカの絵本作家!
今まで見たことなかったのですが、気になって行ってきました。

 

エドワード・ゴーリー

 

はじめに
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渋谷区立松濤美術館にいくのは初めてでした。
渋谷駅から歩ける距離で、閑静な高級住宅に不意に現れる
巨大なレンガ造り(に見える)建物です。

 

事前予約は不要で、土日の昼過ぎに伺ったのですが、
結構な賑わいでした。
展示物が小さいこともあり、並びながら順々に見ていく形でした。

建物に入ると、洋館のような壁や床が布張り(?)でどこか温かみがあります。
アーチ型の出入り口や中庭も独特で、建物自体もとても魅力的!

 

タイトル:『エドワード・ゴーリーを巡る旅』 
会期:2023年4月8日(土)~2023年6月11日(日) 
会場:渋谷区立松濤美術館 
チケット代:一般1,000円

 

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『国立新美術館開館15周年記念 李禹煥』リ・ウファンワールド展開!!

 

国立新美術館での

リ・ウーファンの大規模個展!!

 

李禹煥(リ・ウーファン)といえば、国際的に活躍する美術家。
空間に物を配置して、
空間全体を作品としている作家というイメージがあります。

 

リ・ウファン 国立新美術館メイン

 

はじめに
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空間を使った展示は、
特にその場でしか見られないため今行くべきと思い行ってきました!

タイトル:『国立新美術館開館15周年記念 李禹煥
会期:2022年8月10日(水)~11月7日(月)
会場:国立新美術館 チケット代:一般1700円

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「ゴヤの名画と優しい泥棒」市民のための作品とは?

珍しく映画を見てきました!

一応美術系の映画です。

ゴヤの名画と優しい泥棒」

 

フランシスコ・デ・ゴヤは、18-19世紀に活躍したスペインの画家です。

《我が子を喰らうサトゥルヌス(黒い絵)》が
結構SNSで面白ネタみたいになっているかと思います(^^;

その黒い・暗いイメージがあったので、
今回映画の告知を偶然見かけて、なんだか楽しげ?な雰囲気のギャップが気になって見てきました!

 

ゴヤの名画と優しい泥棒

 

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『ミロ展 ― 日本を夢みて』シンプルでも深いミロ作品

 

渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで始まった

『ミロ展 ― 日本を夢みて』

 

正直、ジュアン・ミロはなんとなくしか知らなかったのですが、
抽象的でよくわからないけど、なんかオシャレ←
で気になったので展覧会みてみました(軽い)。

 

『ミロ展 ― 日本を夢みて』

・はじめに
・1.日本好きのミロ 2.画家ミロの歩み 
・3.描くことと書くこと 
・4.日本を夢みて 
・5.二度の来日  6.ミロの中の日本
・おわりに
・参考

ミロ展

 

はじめに
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ミロ(ジュアン・ミロ1893-1993)は、スペイン・バルセロナ生まれの画家。
ピカソと並ぶ現代スペインの巨匠として知られています。

抽象的で一見何かわからないモチーフや文字などを絵画にしているイメージが強いです。
本展は、日本とのつながりの深さに着目した展示となっています。

私はそこまで注目したことない画家だったので、今回初めてじっくり作品が見られる機会となりました!

タイトル:ミロ展 ― 日本を夢みて
会期:2022/2/11(金・祝)~4/17(日) 
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム 
チケット代:一般1,800円
※会期中の土日祝、4月11日~17日は事前オンライン入場日時予約が必要
(私の鑑賞所要時間:約1時間半)

 

残念ながら、会場は写真撮影NGでしたが、
気になった作品を章何個かごとに紹介します。
会期始まっての土日だからか、まあまあ混んでいましたが、ゆったり歩けば
作品は十分に見れます。土日祝は予約について要事前確認です……。

 

今回、好きな俳優・杉野遥亮(すぎのようすけ)さんが音声ガイドでナビゲーターを務められていたので、聴きながら鑑賞しました(貸し出しは600円)
優しい声に癒されながら鑑賞できました!
杉野さんのバルセロナの思い出・印象も語ってくれてます♪( ^ω^ )

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『松江泰治 マキエタCC』都市に入り込むように見入る

今回は、写真の展示!
インパクトある松江泰治さんの写真個展です。

都市の街並みが画面いっぱいに広がる写真が印象的!( ゚д゚)
告知の作品が気になっていたので見に行ってきました。

東京都写真美術館
『松江泰治 マキエタCC』

・はじめに
・『松江泰治 マキエタCC』
・おわりに
・参考

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はじめに
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全54作(作品リスト)、4部屋にわけて展示されいます。

松江泰治さんは、なんと東大卒(!)で、2002年には第27回木村伊兵衛写真賞受賞し、数多くの展覧会に出展されている写真家です。
作品が「画面に地平線や空を含めない、被写体に影が生じない順光で撮影」されています(順光=正面からまんべんなく光があたっている)。

本展は、下記2つのシリーズで構成されています。
〈CC〉
「シティー・コード」(City Code)の略、作家が訪れた世界各国の年を画面全体にピントを合わせ撮影。
〈makieta〉
ポーランド語で「模型」を意味する。世界各地の都市や地形の模型を写している。

★どちらもタイトルに撮影地の都市コードた地名が記載されています

タイトル:『松江泰治 マキエタCC』、

会期:2021年11月9日(火)~2022年1月23日(日)

会場:東京都写真美術館

チケット代:一般700円※日時指定予約制

※『記憶は地に沁み、風を越え』(日本の新進作家 vol. 18)も別フロアで同時開催されていました!
ちょっと予定の都合でさっとしか見られず今回は紹介なし…

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【新趣味】美術館って何したらいいの?【初心者】

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関東には、数多くの美術館があり、 田舎出身の私は感動しました。

しかし、ほとんど行ったことのない人や、

ゴッホ展だけ行った」のようなメジャーなものだけ行ったという声をよくききます。

もったいない!!

 

映画館、水族館、動物園、美術館っていう並びで気軽に行ってほしいと思っています。

でも、今まで足を運ぶきっかけがなかった人からすると、 結構敷居が高く感じますよね?

 

「知識がないといけないのかな?」

「喋っちゃいけないのかな?」なんて不安もあるかも。

 

私は、美術館に行き始めて10年ほどですが、 そんなに深く気にすることはないと思っています!

もっと気軽に行って欲しいという思いを込めてかきました。

 

1.美術館って?(企画展と常設展?)

2.どんな展示があるの? どうやって選んだらいい?

3.行くまでに何か必要なことある? 時間とお金は?

4.当日はどうしたらいい?

5.結局楽しみ方がわからないんだけど……。

6.疲れたら

7.面白くなかった

 

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洋風で気品ある三菱一号館美術館で、モネ・ルノワールなど印象派の作品に触れる

 

三菱一号館美術館での

みんな大好き(?)印象派絵画メインの展示をみてきました!

 

 

三菱一号館美術館 『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワールゴッホ、ゴーガン』

・はじめに
・『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワールゴッホ、ゴーガン』
・おわりに
・参考

 

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はじめに
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この日東京駅周辺に用事があり、行く予定なかったのですが、
事前予約なくても多少並べば入れるようだったので急遽行ってきました!
年末のお休みの時期でしたが、30分ほど並んで入館できました。

タイトル:イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワールゴッホ、ゴーガン

会期:2021年10月15日(金)~2022年1月16日(日)

会場:三菱一号館美術館

チケット代:一般1,900円※日時指定予約制

 

印象派といえは、19世紀後半フランスから始まった芸術運動・主義のことですよね。

モネの《印象・日の出》という作品を由来としていて、
大きな筆のストロークで、光の動きや変化までもが描かれてるのが特徴です。

モネのほかにもドガセザンヌルノワールピサロ等の画家が印象はの画家とされています。

なんか「印象派」という言葉だけでオシャレで日本で、「印象派」つけときゃ人気という感じもしますね(笑)^^;

 

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